風呂敷

今月からレジ袋が有料化となりエコバッグを購入した人も多いのではないでしょうか?エコバックの代わりに風呂敷を使う方も多くなっているようなので今回は風呂敷の使い方をご紹介したいと思います。風呂敷といえば、包むのが最もポピュラーな使い方のようです。そこで基本的な包み方である「平包み」と「お使い包み」についてご紹介します。慣れてしまえば簡単。どんなものでも包めて便利なので、ぜひ包み方の手順に従って挑戦してみてくださいね。

 

平包み

結び目をつくらず、風呂敷でくるむだけのシンプルな包み方が平包みです。結び目がないことから、「付き合いが解けない」と縁起がよいとされ、シンプルながら格の高い包み方です。冠婚葬祭や改まった日の贈り物などに用いるといいでしょう。平包みは結び目がない分、風呂敷の柄がよく映えます。また生地を傷めないため、丹後ちりめんなど、繊細な織物の風呂敷を使う際にも、理想的な包み方です。

 

包み方の手順・・・包み方はシンプルで、くるむだけ。紙で箱をラッピングする際の包み方に近いです。

1.ふろしきの裏を表にしてダイヤ形になるように広げます。のし紙がある場合には、左側を頭にして置きます。

2.手前側を箱にかぶせ、布の先端を箱の下に折り込みます。

3.左の先端を持ち、箱に添わせるよう右側に向かって上からくるみます。

4.箱の右側の角に重なった布を整えながら、右側から3と同じように左側に向かって上にかぶせます。箱からはみ出した布を内側に折り込みます。

5.箱の奥側を手前に向かって箱の上にかぶせ、箱の幅に合うよう布幅を整えます。さらに、の先端を箱の下側に折り込みます。

 

お使い包み

風呂敷の包み方のうち、結び目をつくる包み方の代表格がこのお使い包みです。こちらも平包み同様、伝統的な包み方の一つです。中央にくる真結びが美しく、華やかな印象を与えます。中央でしっかり結ぶため、包みがほどけにくく、持ち運びに便利なのも特徴。菓子折りなど四角い箱や、衣類など形が定まらないものなど、さまざまなものを包むのに便利です。

 

包み方の手順・・・1カ所結ぶだけと、包み方はとても簡単です。

1.ふろしきの裏を表にしてダイヤ形になるように広げます。のし紙がある場合には、左側を頭にします。

2.手前側を箱にかぶせ、布の先端を箱の下に折り込みます。

3.奥側を持ち、今度は手前側に向かって箱にかぶせてくるみます。

4.左端と右端を持ち、しっかり真結びしたら布先を整えます。

 

お使い包みに適する風呂敷

OK ポリちりなど化学繊維の風呂敷・綿の風呂敷

NG 丹後ちりめんなど絹の風呂敷

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