おみくじQ&A

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さてみなさんは初詣に行ましたか?わたしは数年ぶりの大晦日の夜から出かけるというスケジュールで初詣行きました!そしておみくじ引きました。日本人にとって身近な占いである「おみくじ」。私のように初詣で引くのはもちろん、パワースポット&御朱印ブームの現在では触れる機会も増えていることでしょう。おみくじを用いての占いは、神仏からの意見を伺える貴重な機会。せっかく引くのだったら、正しい引き方、読み解き方を知りたいですよね。そこで今回は「おみくじ」について調べてみました。
 
参拝の目的はおみくじ! という場合でも、まずは祀られている神仏へのご挨拶が大事。手水舎で身を清め、お賽銭を納めてから、自分の住所と氏名を告げ、日頃の感謝と願い事をお伝えして参拝後に社務所・寺務所を訪れて、おみくじを引きます。おみくじを引く際は、占いたいことを頭に思い浮かべつつ臨むのがポイント。 具体的な悩み事がない場合は「今の私にお言葉をください」と念じれば、総合としてのアドバイスを授かれます。寺社によっては多数のおみくじを取り扱ってるところもありますので、直感で引きたいと思ったおみくじを選びましょう。「今後の恋愛運について知りたい!」といったように占う内容がはっきりしているときは、「恋みくじ」のような特化型おみくじを引くのもいいですね。
 
☆おみくじの歴史
【平安時代】 神社の和歌おみくじの原型「歌占」が生まれる。

【江戸時代】 中国のおみくじを元にして生まれたお寺の漢詩おみくじ「元三大師百籤(がんさんだいしひゃくせん)」が普及、神社も使用する。

【明治時代】 神仏分離令により神社が元三大師百籤を使えなくなり、多くの神社が独自のおみくじである和歌おみくじを作成するようになる。
お寺はそのまま元三大師百籤を使い続ける。

【現代】
 
☆運勢の順番は?
寺:大吉>吉>小吉>半吉>末吉>末小吉>凶
神社:大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶
の順となっています。
 
☆1日に何回も引いていいの?
「同じ日に同じ場所で同じ質問のおみくじを引き直す」という状況は避けた方が無難です。「別の寺社で引く」「別の質問で引く」は同日でもOKと捉える寺社も多いようです。
 
☆凶を引く確率が知りたい!
おみくじの元祖である元三大師百籤では、凶の数は100枚中30枚。つまり「1/3の確率で凶のおみくじを引く」ということになります。
 
☆凶を引いたらどうすればいい?
おみくじを結ぶ「おみくじ掛け」に、利き手と反対の手で結べばいいと言われています。
 
☆運勢の結果に”平”って書いてあったけど、どういう意味?
「たいら」という吉凶で、運勢の変動が小さい状態を指します。
 
☆大凶って本当にあるの?
基本的にお寺にはありませんが、神社にはあります。メジャーな場所だと大阪の「住吉大社」や、鎌倉の「鶴岡八幡宮」で引く可能性があるそうです。
 
☆おみくじの有効期限はいつまで?
初詣に引いたおみくじなら「元日からの1年間」、それ以外のおみくじなら「願い事が叶うまで」とされています。
 
☆おみくじで大吉が出た! 今後も引かなければ運勢もずっと大吉のまま?
おみくじはあくまで「今」のあなたを占ったものなので、新しくおみくじを引かずとも時間が経過すれば運勢も変わります。定期的に引いてその都度アドバイスをいただくのがオススメです。寺社によっては吉より中吉の方が良い運勢とされているなど、順番が違っている場合も。また、この表に当てはまらない運勢もいくつか存在することから、気になった方は引いた寺社で聞いてみるのが確実です。
 
 
何気なく引いたものであっても、おみくじの結果にはそのひとつひとつに神仏の意思が関わっています。神さまや仏さまがあなたを思って伝えてくださった、紙1枚に収まる小さなメッセージ。そのアドバイスを有意義に活かせるよう、おみくじを引くときも読むときも、そして引いたあとも、真剣かつ真摯な気持ちで臨みたいところです。
 

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