むくみやすい服装で気を付ける点

 

服装が原因で血液の流れを悪くし、むくみを起こしやすくすることがあります。体の表面近くを流れている静脈やリンパ管は、このような締め付けにより、流れが悪くなってしまい水分が戻りにくくなってしまうのです。


 

◎むくみやすい服装

むくみは、静脈やリンパ液の流れが悪くなり、老廃物を含んだ水分が体内にたまった状態を指します。

普段なにげなく着ている服装によって、血液の循環が悪くなり、むくみを引き起こしているかもしれません。

むくみを引き起こしやすい服装
  • えりの詰まったシャツ

  • ローライズ、スキニーなどのジーンズ

  • 圧迫感のあるズボンやレギンス

  • 細身のブーツやつま先のとがったヒール

  • ゴムが固くきついストッキングや靴下(重ね履き)

  • 補正下着

  • サイズが合わない締め付ける下着

服装によるむくみの原因

細身のジーンズやハイヒール、冬場のミニスカートなどは、以下のような原因により、むくみになりやすいので、むくみで悩んでいる方は注意が必要です。

服装によるむくみを引き起こす原因

1、体を締め付ける

体の表面近くを流れている静脈やリンパ管は、体を締め付けるような服装により血行が妨げれます。血液の循環が悪くなると言うことは、行き場のなくなった水分がたまりやすく、むくみとなるのです。しかも、リンパ管は静脈よりも細く、押したりするとつぶれたりすることがあります。無理な締め付けはしないよう心がけましょう。

2、筋肉の緊張(疲労)

ふくらはぎの筋肉を動かすことでポンプのような働きをし、静脈血やリンパ液といった水分を、上半身へと押し上げます。筋肉は血液を押し出す第二の心臓と言われ、このことを筋ポンプ作用と言います。しかし、ハイヒールや足を締めつけるブーツなどの靴をはき、足の筋肉が緊張、疲労することで筋ポンプ作用が低下します。そのため血液やリンパ液の流れが悪くなり、むくみが起こるのです。

3、体を冷やす

体が冷えることで血液のめぐりが悪くなりむくみが起こりやすくなります。また、無理に体を締め付けると、体温調整機能を低下させるおそれがあります。むくみ以外にも、手足の冷えや肩こりなどを引き起こしたりしますので、気を付けましょう。

◎むくみやすい服装の対処法

細身のジーンズやレギンスそれからハイヒール、冬にはブーツやミニスカートなど、オシャレには欠かせないアイテムばかりです。

いくら体の締め付けがむくみの影響に悪いとわかっていてもオシャレはしたいものです。

そのためには、むくみは翌日に持ち込まない。ため込まないことがとても大切です。日頃からむくみ予防、対処法を心がけましょう。

まず、むくみに悩んでいる方は、締め付けの状態をなるべく長時間続けない事、自宅にいるときは、ゆったりした服装でいることをおすすめします。圧迫感の少ないものを選び、帰宅したらできるだけ早く着替えましょう。

着圧ソックスは、とても効果的

着圧ソックスとは、履くことで適度な圧迫力が加わり、血行が良くなるというソックスです。

心臓から最も遠い足首部分の締め付けを一番強くし、次にふくらはぎ、そして太ももへと圧迫力が弱くなるよう段階式に設計されたものす。

着圧ソックスを履くことで、血流が上へと流れる働きを助けてくれますので、からだの血行が良くなり、むくみが解消されていきます。

特に足がむくむという方は、着圧ソックスは、とても効果的です。

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