こいのぼり🎏

今回は鯉の色・飾り順の意味を調べたのでご紹介いたします。 まずは鯉の色の意味から 一般的な鯉のぼりは、黒色、赤色、青色の3色で構成されています。 黒色の鯉は真鯉 黒色は冬や水を表す色。堅く閉ざされた冬の時期や、すべての生物になくてはならない存在である水。そういった2つのイメージを持つ黒色が、一家の大黒柱としてどっしりとえる父親像とマッチするのでしょう。こうして真鯉を黒色で表す風習が根付いたとされています。 赤色の鯉は、緋鯉と呼ばれるお母さん 赤色は夏や火を表す色。夏は地球上にある植物の多くが、たくさんの陽射しを浴びて生命を育む季節です。また私たち人間は火によって、新しい知恵を生み、文明を築きあげることができました。緋鯉には、日本の温かな母親像と同じように、子どもを産み育て、多くの知恵を子どもに受け継ぎながら家庭を守り抜く。そんな母のイメージが詰まっているのですね。 子どもを表す青い鯉 青色は、春や木を表す色。春は清々しく、多くの生物がのびのびと活動する季節ですね。草木も緑色に染まり、すくすくと育っていきます。そんな姿は、子どものすこやかな成長を表すにはぴったりな色ではないでしょうか。 江戸時代は黒色の鯉のみを飾っていたそうで、浮世絵には黒色のみ描かれています。明治時代になると、赤色が加わり、昭和に入ると青色を加えるようになったのだとか。 鯉のぼりを飾る順番にも意味があるようです。 基本の鯉のぼりの飾り順は、1番上に一家の大黒柱である黒色の真鯉。その下に、母親である赤色の緋鯉。真鯉と緋鯉の下に、成長を願う青色の子鯉の順で飾ります。新たに男の子の赤ちゃんが誕生した場合などは、更に下の鯉を付け足す場合もあるようです。付け足す際には、緑や紫の鯉を選ばれることが多いようです。

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