歯ぎしりは「心のSOS」

歯ぎしりは「心のSOS」の可能性も…
 
就寝時、あなたも気付かぬ間に歯ぎしりをしているかもしれません。
 
ギリギリとかなり耳障りな音を響かせますが、起きている時の最大8倍くらいの力がかかっていると言われています。
 
歯ぎしりの原因は色々と考えられますが、日中の癖も関係します。歯と歯を接触させる癖がある人は睡眠中に無意識に行う事で脳にシグナルが送られて、それがストレスになり睡眠中に歯ぎしりやくいしばりを起こすようです。
 
歯ぎしりによって噛み合わせに悪影響を与えたり、顎の関節に負担をかけて顎関節症になってしまい口を十分に開けられなくなってしまったりします。
他にも歯がすり減ってしまい知覚過敏になり、食べたり飲んだりする時にしみてしまい食事などを行いにくくなります。
 
また、心臓病など命に関わる合併症のリスクが高まる睡眠時無呼吸症候群が潜んでいる事もあります。睡眠時無呼吸症候群はいびきと歯ぎしりの両方を行う人もいるそうなので、歯ぎしりも一つのサインとなります。
 
朝、目覚めた時に首や肩がこっていれば睡眠中に歯ぎしりをしているかもしれません。顎がだるくなったり、肩こりがひどい人は睡眠時無呼吸症候群を疑って内科で診てもらう事をおススメします。
 
睡眠時無呼吸症候群の対策としては噛み合わせの調節に加えて、マウスピースを着けて寝る方法があります。内科で睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には歯科に相談する事をおススメします。
 
歯ぎしりは仕事や家庭、人間関係などで悩みがあり精神的に緊張していると起きやすいとされています。過度な飲酒といった生活習慣の乱れが睡眠の質を下げ、症状の悪化を促す事もあるようです。
 
生活を見直し、ストレスを上手く発散する事で改善して重度の病気の予防に努めていきましょう。
 

お問い合わせContact

些細なことでもご不明な点などがございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

さかき歯科クリニック

TEL086-234-2250

お問い合わせフォーム