風邪のひきはじめに

風邪のひき始めの症状とは?
最近寒くなってきて風邪ひいたり体調を崩したりはしていませんか?
今回は風邪をこじらせないためにひき始めの症状とその対策方法をご紹介します。
こんな症状がでたら注意しましょう。
寒気
風邪のひき始めに、「寒気」を感じる人は多いでしょう。
これは熱が上がる前兆でもあります。普段と変わらない服装をしているのに背中のあたりが寒かったり、もう1枚着るものが欲しくなった場合は、数時間後に熱が上がることが多いでしょう。
のどの痛み
風邪の原因である細菌やウィルスは空気と共に鼻や口から侵入してのどの粘膜に張り付き、炎症を起こすことも多いです。
のどの痛みが炎症症状のひとつでしょう。
ここから症状が全身に広がることも珍しくありません。
頭痛や鼻水・咳
すでに風邪の細菌やウィルスが全身に廻っている場合は、頭痛や鼻水・咳などの症状が出ます。
「何度咳をしてものどがイガイガする」「くしゃみが止まらない」という場合は、翌日もっと症状が悪化する可能性も高いでしょう。
眠気
具合が悪い時、体は本能的に休息を取って回復を図ろうとします。
ですから前日たっぷりと睡眠をとっていたとしても眠くなりやすいでしょう。この時に眠ることができれば、翌日回復していることも多いです。
 
風邪のひき始めに効果的な対処法とは?
では、風邪をひいたな、と思った時はどのように対処すればよいのでしょうか?
この項では、風邪のひき始めの際に有効な対策法をご紹介します。
体を温める
寒気を感じたらとにかく体を温めましょう。
服を1枚余分にきたり、布団にもぐって暖を取るのも効果的です。
仕事中でどちらもできないという場合は、コンビニなどで張るカイロを買ってきて腰や背中に張ると良いでしょう。
また、しょうが湯など体を温める飲み物をとるのも効果的です。
マスクを付けたり、のど飴をなめる
のどの痛みには加湿が効果的です。のど飴をなめたり、マスクを付けたりしてのどを加湿しましょう。
また、温かいお茶を少しずつ飲んでも効果的です。
市販の風邪薬を飲む
市販の風邪薬は症状が出てから飲むより、風邪のひき始めの時に飲んだ方が効果があります。
「風邪かな?」と思ったら寝る前に市販の風邪薬を飲んでみましょう。効果がある場合も多いです。
風邪に効く食べ物を食べる
ショウガやトウガラシなど、体を温める食べ物や、ビタミンCが豊富な食べ物、さらに消化吸収の良い食べ物は、風邪のひき始めの際に食べると症状の悪化を防いでくれるでしょう。
ビタミンCは野菜やかんきつ類などに多く含まれています。
そのようなものが急には手に入らない、という場合はサプリメントでも大丈夫。これならコンビニでも手に入るでしょう。
風邪対策をする際の注意点とは?
では最後に、風邪のひき始め対策をする際の注意点をご紹介します。
風邪の種類によっては行わない方がよいこともあるのです。
お風呂は無理をして入らない
身体を温める方法というと、お風呂も有効です。
しかし、入浴は思っている以上に体力を消耗します。
具合の悪い時にお風呂に入ると体調が悪化するかもしれません。
「お風呂に入る気力がない」という場合は無理をせず、熱いタオルで顔や手足を拭くだけにとどめましょう。
胃腸風邪の際は、刺激物を取らない
ショウガやトウガラシは体を温める食べ物です。
しかし胃腸に症状が出る風邪の場合は、刺激が強すぎて症状が悪化する可能性もあるでしょう。
胃のあたりが気持ちが悪かったり、吐き気がする場合は無理に食べ物を取る必要はありません。
脱水症状にだけ気を付けて、水分のみを補給しましょう。
その際にスポーツ飲料をゆっくり飲むとカロリーも摂取できます。
また、冷たすぎる飲み物も体に負担がかかります。注意してください。
アルコールは控える
風邪の民間薬として有名な「たまご酒」これは生卵にお酒を入れたものですが、風邪の際に体を温めようとアルコール飲料を飲む方も少なくないでしょう。
しかし、アルコールは分解、吸収するのに肝臓や腎臓に負担をかけます。
風邪の時、内臓に余計な負担をかければ、さらに症状が悪化するでしょう。風邪の際はアルコール類を控えてください。
おわりに
いかがでしたか?
今回は風邪のひき始めの際の対策方法についてご紹介しました。
季節の変わり目で風邪をひきやすいですが、風邪の予防やひき始めに治せるように対策していきましょうね。
 
 
 

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